年金もらいたいですよね!? 障害年金編

年金のこと

年金もらえますか?

相談員のつぶやき

「本当に将来年金をもらえるんですか?」

「もらえるとしたらいくら位もらえるんですか?」

「こんなに払ってもどうせもらえないのに、何で払わないといけないんですか?」

こんなことを聞かれない日はないくらいです。

確かにお客さまの言うこともわからないではないんです。

それでも払わないといけないんですよね。だって税金みたいなものですから。

それに、払っていなかったばかりに、痛い目を見ることがあるっていうことも目の当たりにすることが多いです。

少し真面目にそのあたりのことを書いてみようかと思います。

そもそも、年金制度が日本で始まったのは労働者の年金、いわゆる厚生年金が先なんです。国民年金は後からできた制度なんですね。

今のように基礎年金制度は始まったのは昭和61年4月からです。この時から国民皆年金度ができました。この時に60歳を超えた方々は旧法の年金をもらい続け、まだ60歳になっていない方々は新法の年金をもらうことになりました。

年金は老後の積立?と思っている方も多いと思いますが、実際にはそうではないんです。積立方式ではなく、相互扶助方式なんです。世代間の助け合いと言うとわかりやすいですかね。現在払っている年金保険料は、今、受給している高齢者の方々の年金の原資に周っていると言えばわかってもらえますかね。

そうなんです。決して貯蓄しているわけではないんですよ。

それに、保険料だけで全てが賄われていることはなく、国庫から税金を投入しています。それって、受給にかかるお金の2分の1も国庫負担が入っているんです。しかも、その出どころは私たちが日々の買い物で払っている消費税だったりするんです。

年金もらわないと消費税払い損になっちゃうってことなんですよ。消費税は社会福祉の財源にするっていう国の公約で今は10%も払っているのに、10年払わないともらえないのに払わなくていいじゃない?って思っているとすごーく損します。

よく言われるのが

「貯金しておけばいいじゃん」

って言う言葉です。

「貯金は使ったらいつか底をつきますよね」

投資とか財テクとかで莫大な財を成しているなら別ですが、人間の寿命はいつ果てるかなんて自分にも誰にもわからないです。

「どうせ長生きできないから」とか「長生きする家系じゃないから」

なんて言う方も多いです。

本当にそうなんですか?

長生きできないなんて、どうして言えるんですか?

そんなこと誰にもわからないですよね。

だったら、今から払っておいてちゃんと貰おうよ。だって終身でもらえるんだよ。

例えば生涯に1000万円払ったとしますね。

令和4年度の国民年金の満額は年間778,200円です。

65歳から年金を貰ったとして、13年くらいで払った金額を超えますよね。それでもまだ78歳なんですよ。平均寿命は男性も女性も85歳超えてます。

貯金は有限だけど、年金は国家財政が破綻しない限りは終身でもらえるんだから、だから払っているんだよね、私はいつもこんなことを心の中で呟いています。

障害を負うことになったらどうしますか?

もしも、事故で障害を負ってしまったら。。。

そんなこと、まるで他人事のように考えていますよね。

私自身も真剣に自分が車椅子生活になったらどうしよう?

なんてこと考えることはなかったです。実際に私も幸運なことではありますが、身体的にも精神的にも何も不自由なく過ごしてます。

でも、ある日突然、予期せぬことって起こったりしますね。

例えば、病気や事故で障害を負って歩けなくなったり、もっと酷いと寝たきりになったりするなんてことです。

私自身、そんな方の相談を受けない日ひと月に何日もはないくらに多いですよね。

そんな時、ご本人が年金を滞納していた。そのために障害年金を受給できる要件を満たせない。だから、請求しても不支給になりますってお話ししなくてはならないんです。大体私のの感覚では20人に一人くらいの割合でおられます。それって結構な割合ですよね。

障害年金ってどんなもの?

ここで言う障害年金は国民年金と厚生年金の障害年金です。

労働者災害補償保険の障害年金ではありません。

細かく言うと、年金法の中での分類は障害基礎年金と障害厚生年金に分かれます。

簡単に言うと、障害基礎年金は福祉的な意味合いが強くて、生まれつきの障害や20歳前に発症した病気での障害でも支給されるものです。

もちろん20歳過ぎた方でも初診日が国民年金加入中だったらこちらの方が該当します。

基礎なので1と2級しかありません。この等級は障害者手帳の等級と同じではないんです。

障害厚生年金は厚生年金加入中に初診日のある傷病での障害に対して、支給される年金です。こちらは、1から3級、さらには治癒後の障害手当金まであります。保険料を2段階で納めているので、補償の幅が広くなっているんです。

このどちらの年金にも保険料納付要件を満たすことという条件があります。

要するに、本人が払っていたかどうか?

払えなかった時は保険料免除をされているか?

猶予、学生納付特例などの合算対象期間があるかどうか?

こちらは詳しく法律上の条文で書くとややこしいので簡潔にしてみました。

万が一の時の保険のような年金なんですけど、こういうことを学校でも教えませんし、親からも聞かないし、自分から知ろうとしないと知識として得られないですね。

本当に困った時に、制度が使えない!それって損だと思いませんか?

自分で任意の生命保険とか損害保険かけておけばいいじゃない?って思うかもしれないですが、国が年に2級でも80万近い金額を障害が治らない限り終身で受け取れるんです。これってすごい保険だと思いませんか?

もちろん、自衛策としての障害保険なんかは掛けておくにこしたことはないですが、国からもらえる年金って実はとっても頼りになります。生命保険会社の保険からの給付金と障害年金の両方があればそれなりに生活していくことが出来ると思います。

 

 

 

 

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